◎茅毅
V-22「オスプレイ」は、ヘリコプターと飛行機の特性を合わせ持った「ティルトローター機」と呼ばれる航空機です。実際に人員や物資を搭載して作戦を行い、出発した基地へと帰投するまでの距離「戦闘行動半径」は、「オスプレイ」の場合は約600kmと言われています。そして1度でも空中給油を行えば、その距離は1000km以上にまで延伸されます。
V-22「魚鷹」(Osprey)是一種兼具直升機與飛機特性,被稱為「傾斜旋翼機」(tiltrotor)的航空器。從實際搭載人員及物資等進行作戰、再返回起飛基地,這段距離即為「作戰半徑」,據說魚鷹的作戰半徑約600公里。只要空中加油一次,即可延長至1000多公里。
在日米軍の基地からその行動半径を見てみますと、沖縄県の普天間基地から600kmの範囲には尖閣諸島、1000kmであれば台湾全域と中国の沿岸部までが範囲となります。そして山口県の岩国基地から600kmの範囲には韓国の大半の地域を、1000kmであれば朝鮮半島の8割から9割程度をカバーすることが可能です。
若從駐日美軍基地來看其作戰半徑,尖閣群島(釣魚台列嶼)距離沖繩縣普天間基地600公里,1000公里則涵蓋整個台灣和中國沿海地區。南韓大部分地區在距離山口縣岩國基地600公里範圍內,1000公里可涵蓋朝鮮半島80%到90%地區。
2018年4月、「オスプレイ」は自衛隊にも配備される予定になっています。陸上自衛隊が同年3月に発足させた日本版海兵隊、「水陸機動団」は南西諸島域での防衛を主任務としており、島嶼侵攻に対しては、奪還作戦の先陣を切ることになります。この水陸機動団の輸送任務を担うのが「オスプレイ」です。
日本自衛隊也預定4月份部署魚鷹機,陸上自衛隊3月份成軍的日本版陸戰隊「水陸機動團」,主要任務為防禦西南群島地區,一旦敵軍來犯,將在奪回遭攻佔的外島時充當先鋒。魚鷹機即負責該機動團的運輸任務。
ニュース・キーワード新聞辭典
先陣を切る(せんじんをきる):打頭陣、當先鋒、衝鋒
例:若者(わかもの)はどんな仕事(しごと)でも率先(そっせん或しゅっせん)して頑張る(がんばる)べきだ。(年輕人不管什麼工作都該一馬當先。)
担う(になう):承擔、擔(身)負
例:君(きみ)たちは国家(こっか)の運命(うんめい)を担っているのだ。(你們肩負著國家的命運。)
漢字を読みましょう
航空機(こうくうき)/物資(ぶっし)/帰投(きとう)/戦闘行動半径(せんとうこうどうはんけい)/空中給油(くうちゅうきゅうゆ)/延伸(えんしん)/普天間基地(ふてんまきち)/沿岸部(えんがんぶ)/島嶼侵攻(とうしょしんこう)/奪還作戦(だっかんさくせん)/輸送任務(ゆそうにんむ)
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美國陸戰隊一架MV-22魚鷹傾斜旋翼機,3月23日停駐在沖繩外海的「黃峰號(Wasp)」兩棲突擊艦上。 (路透檔案照)
報導來源:自由時報【原文網址】